【ワーホリ=遊び?】英国大学院卒がymsビザを勧める理由

こんにちは!

イギリス院卒後、1年半世界一周→カンボジア就職を経てワーホリで戻ってきましたnemu(@nemusblog)です。

新しく始めた仕事がやっと落ち着いて来た(!)ので、ブログの更新を再開しました✏️

今回は、現地の大学院を卒業した人、これから英国大学院留学を検討している人に

ymsビザ(通称イギリスワーホリビザ)をおすすめしたい理由についてまとめました。

「ワーホリに行く」と聞くと、なんとなく遊びに行くような印象がある方、まだまだ多いのではないでしょうか。

nemu
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私もそんな印象があり、社会人経験も少なかったため、本当にワーホリで渡英すべきかぎりぎりまで悩んでいました。

実際、こちらで仕事を始めて多くのメリットを感じたので、今回はそんな利点について紹介したいと思います。

この記事を読んでくださる方へ

本記事の情報は、あくまで自身の経験や執筆当時の情報に基づいてまとめたものになります。
アップデート等随時対応予定ですが、記載内容等についてご意見・ご質問等あればお問合せフォームよりお願いいたします。🙇

一旦現場経験を挟んでから、ワーホリで戻るという選択

以前、こちらの記事でも紹介しましたが、私は院卒後すぐにイギリスでの就職には挑戦しませんでした。

イギリス院卒後、新卒でイギリス就職を選ばなかった理由

何か差別化できる経験が必要だと感じ、日本人だと良い仕事で働ける機会の多い東南アジアへ。

その後、ワーホリで戻ってきました。

結果として、やはり東南アジアの経験はとても重宝されます

勤務開始後早々、東南アジアのプロジェクトにアサインしてもらえた他、

特に最初の時期はカンボジア繋がりで話が膨らむことも多く、初めての欧米職場環境に緊張しきっていた私はとても支えられました。

日本人が「アフリカで働いていました」と聞くと、うぉおアフリカ!となったり、なんとなく国際協力でとりあえずアフリカ!と憧れているのをよく見かけますが、

簡単にいうと、それとなんとなく似た感覚があるというか。カンボジアにいたの!?と。

フランスやスペイン、デンマークなどイギリス近辺のスタッフが多い組織で唯一のアジア人。そして経験もある!ということで

自分の中のちょっとした強みにもなっています。

冒頭に述べましたが、日本の組織は東南アジアで多くプロジェクトを動かしているので、

第一段階としてアジアの現場を選び、そこで経験を積んだ後戻ってくるというのはとても良かったです。

nemu
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現在、イギリス院卒後は2年の猶予がいただけると聞いています。ただ、特にチャリティ分野は本当にcompetitiveなので、特に新卒は一旦現場経験を重ねることをおすすめします。

大学院での学びを実践現場で活かすことができる

これは、私の反省点からの学びではありますが、開発学のメッカであるイギリスで大学院を卒業した後、

全くそんなバックグラウンドのない現場での活動は、様々な壁がありました。

新卒での国際協力現場を離れ、イギリスに行くことを決断した理由

当時私は24歳のヒヨコでプロジェクト代表に。

大学院で学んだ様々なやり方を用いてプロジェクトを動かしていこうと思っていた一方

そんな学びや経験はマイナーだったため(院卒もほとんどいない、海外経験もあまり多くない経験でした)、結局フルに持っているものを活かすことができませんでした



まだ経験も浅いので持っているものは少ないですが、

苦手な英語でしがみついて得た学びを活かせる環境に行きたいとずっと感じていました。

そんな悔しさを糧に今回イギリスに転職し、一気に大学院時代の学びが戻ってきました



むしろ、その延長で仕事を進めている感じで、久々に難しい!わからない!という感覚に陥っています。

やはり、自分の分野の学問がある国で職歴を重ねるのはとても良い選択だったと感じます。

わからない、知らない、と言われる環境で成長が止まっていた感覚にしばらくいたので、とても新鮮でとても嬉しいです。

圧倒的な情報量に触れ続けることができる

当たり前ですが、イギリスでは英語(と私の組織はフランス語も)で仕事をし

アメリカや他のヨーロッパ諸国との時差もアジアに比べて少ないので

リアルタイムで他国オフィスとの会議などを頻繁にすることができています。

使用言語も同じなので、圧倒的に入ってくる情報量が違うと感じます。

nemu
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カンボジアにいるときは、イギリスやアメリカのWebinerに参加することさえ一苦労で、日本のイベントだと通訳がついていることなんてほとんどなかった記憶です。

言語や時差の壁がないことで、仕事の隙間時間にアメリカオフィスのワークショップに参加、などして

多くの学びを深めることができています。

これは、戻ってきたからできることだと感じました。

人脈を広げやすい環境に身を置くことができる

私はロンドンで大学院に行っていたのですが、クラスメイトにイギリス人は一握りほど。

世界中から学生が集まってきていました。



仕事を始めてからも、その多様性は変わらず。

同じ分野で世界中で働いた経験を持った人たちが身近にいる、という環境。



イギリスはINGOでも専門の機関がとても多いので、蓋を開けてみると知り合い同士だった!ということが頻繁にあります。

もし、次はカナダで暮らしてみたいと思った時。やっぱりアジアに戻りたいと思った時。

若手だけどなんとか上のポジションに行くチャンスはないかと思った時。

「いや〜未知だね、知らないね〜君はチャレンジングだね〜」と言われるのではなく(経験済)

様々なアドバイスをくれる人が身近にいる環境だと感じました。

nemu
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私もまだ来たばかりなのでどうなるかわかりませんが…..その辺りは等身大で挑戦していきたいと思います。笑

NGO、NPO勤務でも安定した生活ができる

私は短期のポジションなので絶賛不安定ですが、見ている印象として。

やはりチャリティ大国イギリス、この道に進みながらのライフプランニングがしやすい国だと感じます。

nemu
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これは、日本だと「NPO、NGOでは給料が安定していないんじゃ…?」と思われる面だったり、実際お給料かなり低いところが多いのではという印象もあったので書いています。

働き方も格段に、格段に働きやすい環境なので、ライフワークバランスが整えやすいと感じました。

ちなみにお給料は、チャリティ専門の求人サイトなどから見ることができます。

日本のチャリティ系求人サイトでは、お給料が明記されていなかったり、また私個人の経験から

「人を助けたくて来ているんだからお給料は低くてもいいでしょ!休みなんてなくてもいいでしょ!」

という雰囲気を感じざるを得なかったこともありました。

その辺り、しっかり守られている印象があり、長くこの分野で働けそうだと私はイギリスに来て感じました。



また、イギリスはチャリティイベントも多い他、チャリティショップが身近にあったり

ドネーション文化も生活の中にあることから、全体的なチャリティーの地位も高い気がします。

他の国とがっつり比較しているわけではないですが、イギリスの働きやすさ(特に女性)等を含め、この点も入れさせてもらいました。

まとめ:イギリスで無条件に2年働けるのは、夢のようなビザ!

実は日本ほどワーキングホリデービザが多く取れる国というのはなかなかなく、

特にイギリスでは、ビザを取得するために必死で就活している学生がたくさんいます。

そんな中で、抽選に通りさえすれば2年間働けるというのは、まさに夢のようなビザ…..

ワーホリ=遊びに行くの?と思われるのはちょっと残念だなと感じたりします。

国際開発と言えばイギリス!と言われているこの国で、短期でも、インターンなどでも経験を重ねられるのは

YMSビザならではだと思います。

院卒後、キャリアの選択肢の一つとして、ぜひおすすめしたいです🌺