初めての国に降り立ったときは不安で怖かった場所が、去るときには大好きな思い出で溢れる場所に変わっている…。
そんな変化が大好きで、18歳から旅を続けています。nemu(@nemusblog)です。
以前とある世界一周団体で、世界一周コンテストの審査員を務めていたこともあり
”テーマを持って旅をする”魅力に触れる機会を重ねてきました。

今回は”テーマを決めて、旅をしよう”
21歳で世界に飛び出した時の記録とともに、テーマの決め方を紹介します。
今回のお話は、世界一周クルーズ「ピースボート」でわたしが講演した内容も含みます。旅とは?どうやって一歩踏み出すの?一緒に考えていきましょう!
なんでテーマを決める必要があるの?
答えは「飽きちゃうから」です。
海外旅行にワクワクする気持ちからは程遠いと思いそうですが、毎日新しい場所を訪れ、人に出会い、景色を見る。
それはなんとなくスタンプラリーを巡っているようで。数ヶ月、一年と続けると、人は次第にそんな経験に慣れてしまいます。

そんな想定外も旅の魅力ですが、せっかくの努力の先に飽きがあるなんてもったいない!
長期の旅には、自分なりの「テーマ」を持つことがおすすめです。
▲1カ国目ドバイ。不安を忘れさせてくれるような鮮やかな景色。
自分のワクワクすることをテーマに。
それは、将来の夢でもいいし、自分が好きなことでもいいです。
✔︎いつも、本屋さんに行くとなんとなく寄ってしまうコーナー
✔︎バイトを探すときになんとなく引き寄せられるカテゴリー
✔︎フォローしているインスタやTwitterの傾向
そんなとこに、いつの間にか自分の「好き」が集まっています。
キーワードをいくつか見つけ出して、組み合わせてみましょう。
▲カラフルな街並みはモロッコ・シャウエンから。
世界一周したわたしの場合
…と上記のことを、世界一周審査員をしながらツラツラ考えていました。
食文化や栄養を大学で学んでいたわたし。実際に旅の計画を始めた頃は
世界中のおいしい食べ物を知りたい
食卓を囲む世界中の笑顔を見たい
そんな思いが溢れ続けていたことを、覚えています。
そして大学3年終了後の2月、大学を休学して単独で世界一周を始めました。
「食」と「子ども」をキーワードに、
“アフリカの子供達とおいしいものをシェアして仲良くなる”
ことを最終目標に 約1年間の旅が始まりました。
✔︎自分で掴んだ夢だから、どこまでも自分の好きな旅を作っていくこと
✔︎ここまで応援してくれ人に感謝しながら、世界で学び、成長して日本に戻ってくる
そんな想いを胸に。片道航空券で世界に飛び出した当時の計画は、こんな感じ。👇
Schedule ✈︎
2-5月 フランス留学
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6月 ヨーロッパ一周
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7-8月 フランスWWOOF、トマティーナ❤︎
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9月 モロッコ留学
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10月 アフリカ南部一周
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11月 インターン@セネガル
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12月 孤児院栄養改善ボランティア@セネガル
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1月 ニューヨーク留学
翌年1月末帰国予定 ◎
フランス留学の学校以外、何も決めていない中での出発でした。
世界一周バックパッカーに人気のトマティーナ祭り(スペイン)や、ニューヨークのカウントダウンはリストに入れていました。
さて、ここからどんな日々が待っていたのか。旅エッセイを綴りながら変化と格闘の世界一周をお届けします。
▲南アフリカのケープタウン。テーブルマウンテンの天候はまるで異世界のよう。