イギリス院卒からカンボジア新卒就職へ。2020年変わったこと。

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こんにちは!nemu(@nemusblog)です。

もうすぐ2020年も終わり。

カンボジアは4月が正月のため、相変わらずのんびりとした日常が続いています。

今日は、1年の締めくくりに今年の出来事の中でも大きかった変化について、少し振り返ってみます。

この記事を読んでくださる方へ

本記事の情報は、あくまで自身の経験や執筆当時の情報に基づいてまとめたものになります。
アップデート等随時対応予定ですが、記載内容等についてご意見・ご質問等あればお問合せフォームよりお願いいたします。🙇

今年の変化

2020年は、やっと社会に出て働くようになった年。

イギリスの大学院を卒業してからふらふらと旅を続け、コロナが始まった3月にカンボジアに滑り込み、新卒で働き始めました。

旅でも、留学でもない形で海外で暮らし、お給料をもらって生活するというのは初めての経験でした。

加えて、友達も家族もパートナーもいない国の田舎で、同世代もほとんどおらず、自分と向き合う機会がたくさん溢れている毎日。

人生の中で、こんなにも自分のことばかり考えて、好きな仕事だけをして生きていける時間なんて今だけなんじゃないかな、と思いながら過ごしていました。

①社会人未経験コンプレックスがなくなった

同世代の友人からは、(休学+ギャップイヤー+大学院で)2年半遅れての社会人デビュー。

その期間は、世界一周をしたり、好きなことを勉強したり。

東京に行って、プチ鬱になったりもしました。

イギリス大学院留学を目指したら、不安と恐怖でプチ鬱になった時のこと。

同い年の友人は、社会に出てお給料をもらって貢献しているのに。

自分で決めた道でありながらも、そんな子たちのSNSを見ながら、自分は何をやっているんだろう、という負い目がずっとずっとありました。

今年、やっと2年半遅れで仕事を始め、いい意味で「こんなもんか」と腑に落ちた気がします。

と同時に、やっぱり早いうちに好きなことやっておいて良かった〜〜!とも思いました。

というのも、社会人になった途端に貯金のこと、将来のこと、キャリアのことがどっと押し寄せてきて、”やりたいこと”以上に”やるべきこと”がたくさん見えてしまうようになったという…

2年半遅れていることよりも、その間に経験できたことの方が自分の中で大きく、自分の軸をしっかり作ってくれたなあと感じられるようになりました。

②ジム通いが日常になった

新卒海外就職3ヶ月inカンボジア!非日常が日常になって思うこと。

ずっと旅をしながら非日常な生活を続けていたので、日々ルーティーン化ができるようになったのも、今年からでした。

植物を育てたり、部屋のインテリアを楽しんだり、ジムやヨガをしたり….というのは

ルーティーン化できる日常があってこそ。

nemu
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今年から、休みの日はジムに通うように。カンボジア、1回50円程度と安いです…..w

次は絶対ジムが近いところに住みたいなあと今から思っているほど、楽しく続けられています。

運動しなきゃと思うようになる頃に運動始めてももう遅いんじゃないかと考え、理由もなく取り入れたジムやヨガ。

身体面だけではなく、精神面にも良いのでとてもおすすめ。

③自分を大切にできるようになった

いい意味で、自分に甘くなりました。

昨年、海外大学院を卒業するという、自分のキャパ超えの出来事を経験したからかもしれません…笑

頑張っていることとか、逆にそれは無理だよね!みたいなこともそのまま受け入れ、

まあ自分はこれでいいじゃん。と認めることができるようになったのはとても大きな一歩だったと思います。

【自己肯定感】”自分が嫌い”だった私が、自尊心を高めるまで。

これは、日々のヨガやmeditationに大きく助けてもらいました。

自己啓発系のお気に入りyoutuberをたくさん見つけ、彼女たちのトークを毎日聞いていたこともあるかも。

www.youtube.com

失敗しても、怒られても、そんな自分をそのまま受け入れられるようになって、とても生きやすくなりました。

相変わらず英語は下手だし、すぐにイライラしちゃうし、興味のないことは聞く耳を持てないし、全然完璧とは程遠いけれど

それも個性じゃん、とすっきりさっぱり考えられるようになりました。

これは良かったこと!

④一緒に過ごしたい人たちとの時間をしっかり取ることができた

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コロナのおかげでオンラインが主流となり、カンボジアの田舎で暮らすわたしにとっては棚ぼた的なことばかりでした。

大学のリユニオンや、一緒に旅した仲間との飲み会もオンライン。

おかげで、日本にいた時以上に多くの人と再会し、時間を過ごすことができました。

大切な人たちとの会話は、仕事を始めて忙しい中でも、何よりも優先して時間を作りたいところ。

1日5分でも10分でも、何も伝えることがなくても。

特に家族や友人と連絡を取る時間はこれからも大切にしていきたいです。

⑤いい意味で、他人への興味がなくなった

人と比べることが、ほとんどなくなりました。

そもそも同じ国籍、年齢、文化圏の人と過ごすことがあまりない&わたし自身も、この国籍だからこうしなきゃ、みたいな帰属意識がないので

誰かの言動に感情を持つことが少なくなりました。

距離を置くのが得意になった、という感じ。

これは、昨年船で世界一周をしていた時のルームメイトの影響が大きいなあと思っています。

【ピースボート通訳】英語を習得したら、無料で世界一周に行けた話。

いつも自分の軸を持ち、自分の心に従って行動していた彼女と過ごす中で、人の意見や風潮に振り回されないことでinner peace的なものを得られるんだなあと感じたのを覚えています。

だからこそ、今だに「あなたは日本人なのに〜」「常識では〜」と言われることがとても苦手です。

来年は、その辺りをもう少し快適にしていきたいです。

おわりに。

仕事面では、これまでずっと机上で学んできたことを、初めて現場で実践する1年。

思い通りにいかないことの方が多かったり、スキル・知識云々以上に人との関わり方や異文化理解への姿勢や努力が必要なんだと実感したりもしました。

普段SNSには、わりと明るい面ばかり載せている一方、実際は辛いこともたくさんあった一年間。

この一年があったから、良かった。といつか未来の自分に感謝してもらえるように

そんな未来を夢見てこれからも頑張っていきたいです。🌸

新卒からいきなりのイレギュラーに溢れた2020年。

その選択を正解にしていけるように来年も進んでいけますように!

みなさま今年もありがとうございました❤️