【社会人3年目】自由に生きるvs人生に責任を持つ、の狭間な27歳。

こんにちは!暖かくて空が綺麗なフランスの街で過ごしています、nemu(@nemusblog)です。

実はブログを初めてもうすぐ3年になります。

社会人年数=海外勤務年数、の私にとって、

日本語でアウトプットできたり、同じく挑戦している同世代の日本人と繋がることのできるSNSは大きな支え。

いろんな経験をしながら変わる感情を残したく、実は毎年この時期に働き方や生き方について考えてみる、という記事を書いています。

自由に生きたい、検索1位を取ったこともある(驚)この記事や、

25歳の自由に生きたい旅人が、社会に出て変わったこと

ロンドンの暗くて寒い冬、心が落ち込んだ時期には、仕事だけではなく生活環境を整える重要性も考えてみたり。

どんな人生を送りたいか?について真面目に考えてみた26歳のメモ。



何事もとりあえず3年は、と巷で言われる3年目に入り、30代がもうそんなに遠くなくなってきた最近は

社会的なプレッシャーや、なんとなく焦りや不安を感じさせられるような影

少しずつ見えてきた気がします。

今回は、今まで通り「自由に生きたい」気持ちと「もういい大人だから」の狭間で感じることについて、

ちょっとまとめてみます✏️

この記事を読んでくださる方へ

本記事の情報は、あくまで自身の経験や執筆当時の情報に基づいてまとめたものになります。
アップデート等随時対応予定ですが、記載内容等についてご意見・ご質問等あればお問合せフォームよりお願いいたします。🙇

まだなんでもできる、だけど全ての選択に責任が出てくる20代後半。

仕事で立場ができてきたり、同世代は結婚したり子どもがいたり、ということが増えてくるこの時期。

相変わらず好きな選択はできる一方、付随しつつある社会的な役割や肩書きを手放すことにもなる、という

数年前までとは違ったバリアを感じることが増えました。

nemu
nemu
若い時は時間はあるけどお金がない、歳を重ねるとお金はあるけど時間がない、という言葉がしっくりきます。



特に、海外に出てフリーランスのように自分でビザを取り、仕事を決め…という選択は

日本で社会人を送っていると当たり前についてくる様々な社会保障もなければ、

資産をどこに置くか、どう動かすかも自分で勉強して考えていく必要があります。



自由に海外で働くことは、一昔前に比べると選択肢が増えた一方、

まだそこに追いついていない仕組みや相当のリスクも背負うことになることは、

もっと(特に若い世代に)周知されても良いのかな、と思ったり。

自分の立場が上がるほど、異文化「ばかり」は辛くなることも。

基本的な生活を整えることに加え、仕事やプライベートをどうデザインしていくか、も同時に考えつつ、結果も出しつつ。。

ずっと海外で仕事ができたら、と長年思っていたものの

「いずれは日本に帰りたい」と言う人の気持ちも理解できるかも、と最近思うことが増えました。

日々外国語を使って、同じ文化で育った人がいない環境で、結果を出せるようにと気を張る毎日の中で

年齢か経験年数か(と言ってもまだヒヨコですが…)気づかないうちに溜まるストレスの量も増えていたようで。

そんな時に、やっぱり心から落ち着ける環境が恋しかったり(お風呂とか日本食とかね)

自分の慣れた言語で、周囲にいる全ての人と意思疎通ができたら、と。

懐かしいと思う景色や、ああ”また”この時期がやってきたか、と思う出来事が日々の生活に溢れていたら、と

そんな、自分がこの選択をした以上は得ることの難しい日常が、時々恋しくなることがあります。

それは、海外に憧れ、特に責任のある立場でもなく、全てが新しく新鮮だった頃は、想定もしていなかった感情でした。

nemu
nemu
キラキラばかりしていたものを、ちょっと冷静になって見れるようになった気がして、寂しくも嬉しかったりします。

考えないようにしていたけれど、年齢の壁は嫌だけど「ある」

この業界を選んでいることも一因か、

社会で働くことと、稼いで豊かになっていく、がイコールで繋がっていない部分があり。

役に立ちたい人のために仕事ができたら、という学生時代からの思いを軸に来たものの、

学生割は消え、若者割(ヨーロッパどこも26-27歳くらいまで?)も終わり、ワーホリもあと数年。

まだ夢を追っている途中なのに、もっと勉強しようと通い始めた学校は”これから社会に出る”若い人ばかりで。

なんとなく社会から、もうここまでだぞと言われているような気がしてしまう。

一緒に夢を追い、同じだと思っていた周りの友人が生活を落ち着け、家族を持ち始めるこのタイミングで

まだまだ現状と目標の差に悩み、挑戦したいことで溢れている自分、これでいいのかなと思ってしまいます。

国際協力の業界は、民間に行けばごろっと稼げるような人材が、途上国の人たちの生活を良くしたいと戦っている世界だ、と

誰かがSNSで言ってたけれど、その言葉の裏にはこんな現実もあったのかな、と。

自分の夢を信じて歩み続けるつもりだけれど、歳を重ねるにつれて厳しくなる社会に正面から飛び込んでいくだけの、

自分への自信を持ち続けること、ちゃんとできるかなと不安になってしまう日もあります。

まとめ:いつかは、落ち着きたいと思えるのかな

今の仕事が心から好きで、もっと頑張って、もっとたくさんの子どものために仕事がしたいと思っていて。

そのためには学ぶべき言語や、得るべきスキルや経験が本当に山ほどあり

それでも好きなことだから、挑戦することさえも嬉しい毎日。夢中になって、ずっと走ってきた気がします。



一方で、増える責任に付随して生じる心への負担や、

立場や年齢が変わるにつれて、周りの社会や環境も変わり、そことのギャップが無視できなくなってきた最近。

ただ、満足だとか落ち着きたいって思う時が来るのかな、と考えると、まだそんなことは見えず

社会的な「27歳」と、自分の目標を達成するために必要な「これから」とのギャップ、

今後どうバランスを取っていくのかな、と漠然と不安になっていたりします。



一方で、あんなにずーっと憧れていたJOCVも、今はそんな感情がなくなったり、と

キャリア関連でも感情の変化が出てきているのは事実で。

我武者羅に走っていたキャリア構築も、これからの経験を得て、少しずつ柔軟に自分らしく形作れていけたらな、と感じています。

🌼

そんな感じで、もうすぐ社会人3年目も終わり。

まだ未熟だとか、ヒヨコだとか、そんなことを言い聞かせて逃げてきた自分とは別れ、

いろんな選択や経験、失敗も含めて大切にできるようになりたいなと思う27歳の冬です☃️

来年はまた全然違った世界が、もっとポジティブな感情と共に見えていますように!💫