今日は、フランス・リヨンで3ヶ月の語学留学中に訪れたグルノーブルのお話。
綺麗な雪山、街並み、芸術に囲まれた美しい街でした。
nemu旅は、わたしが21歳で単独世界一周をした記録をエッセイとして残していくもの。旅慣れていなかったわたしが様々な人や価値観に出会った学びをシェアしていきます。
\前回の旅エッセイはこちら/
フランスに来て初めての一人旅へ。
渡仏して4回目の週末。移住直後は銀行開設やSIMカードや定期の購入など
慣れないことが続き、新しいことばかりで心も身体も疲れてしまっていました...。
やっと生活が落ち着いてきたので
1泊2日でアルプスの中心地、グルノーブルへ。
1968年にオリンピックの開催地でもあったグルノーブルは
わたしの住んでいるリヨン中心部からバスで約1時間半で、
リヨンから遊びに行くにはちょうどいい距離です。
今回は行きにOUIBUS、帰りにはFLIXBUSを利用して往復10ユーロでした。
フランスの都市移動はWifiもあって快適なバスが絶対におすすめ。
ネットで購入したチケットを見せるだけ。トイレも完備でこのお値段...
ちなみに私がヨーロッパの陸地移動で使うウェブサイトはこちら。
格安バスも一括検索できます!https://www.omio.com
リヨン→グルノーブルの道のりは牧場や雪山が広がっていて
フランスの大自然を感じました。
少し離れるだけで牛や羊に囲まれるなんて、素敵な国だな〜〜と改めて実感。
朝出発して、昼前に無事グルノーブル駅前に到着。空気が綺麗!
グルノーブルで行きたかったところはふたつ。
一番有名なロープウェイで行くバスティーユ城塞と
ルーブル美術館に次いで収容が広範囲という隠れた名所グルノーブル美術館。
1日目は渡仏して一番!好天だったのでバスティーユ城塞に行ってきました☀︎
徒歩で行けるよ!とインフォメーションで言われたけど
それはフランス人の脚力では、という話。私にはとてもきつかったです...。
約1時間ほどかけて、景色も変わらず地味にきつい坂道を登りました。
その横を軽装&サンダルで駆け抜けていくフランス人の子どもたち。く〜〜
ただ、後ろを振り返るたびにどんどん街が遠くなって
山が近くなってくる様子はとても素敵♡
ロープウェイを使うとほんの5分程で頂上まで行けますが、天気が良ければ登山もおすすめです。
だんだん離れていく街並み。屋根と川のコントラストがとっても素敵。
頂上は大きな城塞。建物の中を探索したり、アクティビティや絶景が楽しめるレストランがありました。
お金持ちだったらおしゃれなレストラン、行きたかったな〜〜。
と一歩踏み出せないのが貧乏学生旅行の辛いところ。ただ、また来る時間はいくらでもあるのはいいところ。
お土産やさんなどもあり、フランス内外から訪れた多くの人で賑わっていました。
グルノーブルの街はそんなに大きくないので、登山後は街を散策。
こぢんまりしたかわいいお店がいっぱいありました。
寒い地域や街はインテリア用品がおしゃれな印象。
あと大きな漫画専門店のようなお店もあり、久々ピカチュウと再会して歓喜。
漫画も全部フランス語なのでとても勉強になりそう。とか思いながらも荷物になるので却下。
夜はCouchsurfingを利用し、中国人の女の子のおうちに泊めてもらいました。
グルノーブルの大学に留学中の同世代の女の子。
実は、世界一周を計画し始めた頃からCouchsurfingを活用して
京都の家に旅行者を泊め、わたしのアカウント評価を上げていました。
そのおかげで、渡航先でもスムーズにホストを見つけることができています。
初の海外カウチサーフィンは不安だったので、同世代&女の子&一人暮らしのホストをチョイス。
家族連れの家とかも安心かと思います。
評価が高いアカウントをまず自分が持つのはとても大切。
同世代で留学中の人に知り合えるって、旅中はとても良い刺激にもなりました。
アジア料理で盛り上がったり。普段の生活から少し離れた素敵なひと時でした。
二日目はサマータイムへの切り替えで1時間減って寝不足&雨。
すっかり仲良くなれたホストとお別れしてグルノーブル美術館へ。
フランスの素敵なところは、多くの美術館が無料ということ👏👏
学割などもあり、学生にはとても嬉しい!
現代美術は詳しくないわたしなので、このデザインお皿にしたいな!壁紙にしたいな!と
不適切な印象を持ちながら鑑賞しています。
ヨーロッパの美術館に来るたびに自分の無知を実感する...。
リヨンっ子お気に入りの景色を見に。
2日目の昼過ぎにグルノーブル駅からリヨンへ。
戻るとすっかり天気が戻っていたので、
そこからカフェで家族とテレビ電話して
フランス滞在1ヶ月のお祝いにお菓子を買ってリヨンを一望できるスポットへ。
普段、お菓子を買うなんていう贅沢さえもしない毎日ですが、
楽しく過ごせているのは100%まわりのおかげだな〜〜と
1ヶ月経って少しずつ好きになってきた街を見ながら感じてました。
本ブログのトップ背景はこの場所からの写真です。笑った日も泣いた日もあるこの場所。
Hotel de villeからクロワルースに向かう途中にある階段です。リヨンっ子のお気に入り。
安全に1ヶ月過ごせたことに感謝しながら、前を向いて頑張っていきます:)